第45回断層映像研究会

 

 

konica

 

 

大会長挨拶

 2016年10月21日(金)-22日(土)に岡山国際交流センターで第45回断層映像研究会を開催させていだだきます。
 さかのぼって、1986年の第15回、2001年の第30回も岡山で開催されており、私の先々代教授の青野要先生、先代教授の平木祥夫先生が各々大会長を務められました。岡山での断層映像研究会の開催は、このように15年毎であり、改めて本研究会と私どもの教室の不思議なご縁を感じる次第です。特に第30回の際には、私自身が助教授(当時)として事務局長役を務め、プログラム等に大きく関わりました。その際に、教育講演を思い切って増やしたところ、予想以上の皆様に参加いただき、お褒めの言葉を様々な先生方からいただきましたことを思い出します。
 今回の私どものテーマは「この機会(チャンス)を逃すな、一流に学ぶ画像診断」です。教育講演の意義を前面に出して、多くの若い先生に集まっていただき、大いに画像診断の勉強をしていただこうというのがその意図です。講師として斯界の本当に「一流」の先生にお越しいただけることとなり、大変うれしく思っております。講師を快く引き受けてくださった先生方には心より感謝申し上げます。
 岡山は、「晴れの国」と呼ばれる気候温暖の地であり、中国四国地方の交通要地でもあります。京阪神に近く、東京からも新幹線で3時間、飛行機で1時間、九州新幹線の開通により鹿児島からも3時間です。ぜひ、全国の先生方に岡山にお越しいただき、秋の岡山で断層映像を学び、そして後楽園をはじめとした美しい風景と瀬戸内の魚やフルーツなどの食を楽しんでいただけたらと思います。
 今回のポスターは、夏の花火大会で、岡山大学病院長の槇野博史先生が撮影された後楽園から見た花火と岡山城を背景としております。このように美しい写真を撮るにはまさしく「このチャンスを逃すな」が大事であり、その意味もあり、槇野先生の御許可をいただきポスターを作らせていただきました。
 多くの皆様の参加をお待ちしております。
 第45回断層映像研究会 
大会長 金澤 右 
(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科放射線医学)